FC2ブログ
プロフィール

さくら

Author:さくら
バイクとは無縁の生活が一転。
正真正銘の初バイクがハーレー
70年式XLCH。
41年式インディアンに乗る
日本唯一の女性ライダーでもある。
キック一蹴りに思いを込めて
下道に拘りどこまでも!

気に入って頂けたら"ρ('-'* ) ポチッ
にほんブログ村 バイクブログ 旧車バイク・絶版バイクへ
15

スヌスムムリク

イベントの後は毎回、魂が抜けたような日々。

日常とのギャップがあればあるほど、素晴らしい非日常となるが

果たしてありすぎるのも、どうなのか?

「静」と「動」。

バイクから、ひとたび降りれば、まさに女性版クラーク・ケント。(スーパーマンの仮の姿)

どちらも本当の自分。



神奈川抜けのトラウマについて記してみる。


あれは、ショップのツーリングに参加したときのこと。


集合場所は、高速インター。
仕方なく一区間だけ、高速に乗りましたとも。


その後、富士山を目指し、富士山を一周。
御殿場インターで解散したのが、午後5時。

皆さんはそのまま高速。さくらはインターを降りて下道を走ること数時間。
相模湖の坂道での渋滞、愛甲石田、厚木付近の渋滞等々。

この先、あれほどのすり抜けは100%無いと断言出来るほど、
何時間にも渡る、すり抜け走行。

しかも、旧車のクラッチは半端無く、重い。
世の中、ライトクラッチキットなるものが市販されているが
付けられる年代のバイクでは無いのです。

あの時ほど、旧車であることを後悔した事は後にも先にも無く
心底、バイクを捨てたくなった。

確か、午前5時に出発しているので19時間…。
帰宅したのが午前0時。

愛知への下道が、片道18時間だったので、またもや!という事態。

翌日、左手は腫れ上がり、散々な目に遭った。

朝から降り続く雨の中、峠を幾つも超えたり
フェンダーレスで泥水をカブりながら走行したり。
峠に突っ込みそうになった事もあったし、
時には、濃霧で5m先も見えない所を走行した事もあったけれど
あの辛さに比べれば、どうって事は無い!

すっかり、神奈川恐怖症となった。

そんな道路事情のせいか、神奈川のバイク乗りは
すり抜けが上手い。

ある程度のスピードで、強引にすり抜けをして行く。
勿論、全てのバイク乗りが、そうだとは思わないが…。

渋滞する地区は、交通事故率が高いのも頷ける。





「渋滞する区間だけでも高速を使えば楽なのに」

と思う方も居らっしゃるでしょう。


何故、高速に乗らないのかという話になれば

「高速は恐くて走れませんよー!ハハハ!」

と敢えて応える。


しかし本音は、

「どこまでも下道に拘りたい」

のです。

(かなり強情)


旧車を選んだからには、「旧道」で走りたい。

高速走行で、風の香りに気付くだろうか?
季節の変化を、感じ取れるのだろうか?

県をまたがった時の嬉しさ。
思わずガッツポーズ!
道行く車のナンバーが、変化していく面白さ。
山や森が変化していく様子。

昔の日本人は、旅の楽しみ方を知っていた。

茶屋があり、駅弁があったり。

時代の流れとともに、時間を優先するようになり
高速道路が出来、新幹線が出来て

如何に早く目的地に着くか?


いつしか「目的地に着くこと」が、旅となる。


マザーロード国道66号線は、たった10分の短縮の為に、廃線となった。


その10分に、どれだけの価値があるというのだろう?


R66とともに、自由、夢、希望が消え、アメリカは魂を失った。

IMGA0387.jpg


映画の舞台にもなった『バグダッド・カフェ』
大好きな映画のひとつ。

IMGA0394.jpg
IMGA0397.jpg

訪れた人の写真が飾られていた。
皆、それぞれに満足感でいっぱいの笑顔。
安いカップにレモンティーが注がれる。

あのレモンティーはいただけなかったけれど、それも良い思い出。


ときに、目的地に辿り着かなくても良いのだ。

バイクで走ること自体を楽しむのが、バイカー。

それまでの間を十分、楽しんだのだから。



アイアンくんに跨るのは、真の旅をするため。


いつまでも「旅人」でありたいと思う。

そう…。スナフキンのように。


スヌスムムリク



スポンサーサイト



0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

津軽のいま
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop