FC2ブログ
プロフィール

さくら

Author:さくら
バイクとは無縁の生活が一転。
正真正銘の初バイクがハーレー
70年式XLCH。
41年式インディアンに乗る
日本唯一の女性ライダーでもある。
キック一蹴りに思いを込めて
下道に拘りどこまでも!

気に入って頂けたら"ρ('-'* ) ポチッ
にほんブログ村 バイクブログ 旧車バイク・絶版バイクへ
14

さよならブルスカ


ロングツーリングデビューは、ブルー・スカイヘブン
年に一度、富士スピードウェイで行われるハーレー正規店のお祭りである。
見どころは、やはりチャプターパレード。
全国のチャプターが、思い思いのベストを着用し、旗を掲げてレース場を走る。

普段、レーサーのみが立ち入れる場所。
そんなコースを走れるのは、羨ましい限り。

今年は118のチャプターが参加し、参加台数は1000台にのぼった。

ブルスカ2013-7

延々と続く光のライン。

これを見ると「今年もやって来た」と感慨深く。

昨年は、被災地からの参加も多く、パレードを見ながら、胸が熱くなった。

何があろうとも、この時の為に頑張っているのだ。
ハーレーが心の支えになって居ることを、改めて思い知る。


デビューの地は、個人的な思い入れも強い。
会場云々よりも、たどり着くまでの道すじ。
思い起こす、様々な出来事。

納車から数週間での初参加。
前日は、緊張と興奮で、眠れぬ夜を過ごす。

土曜日早朝5持に出発。
都心を走っていると、九段下を過ぎたあたりで
アイドリングが急上昇。

何が起きたの?

取り敢えず、坂道を上がった所で停車。
幸いプラグを交換で収まり、先を急ぐ。

神奈川入りをした辺り、スロットルを開くも元気が無い。
不安を抱えつつ、そのまま走り続ける。

日の出とともに、気温も、ぐんぐん上昇。
真夏を思わせるような陽気となる。

と同時に、魔の渋滞が始まる。
アイアンくんの鼓動も早くなり、とても苦しそう。

オーバーヒート気味なのか?と、日陰を探し休憩。

そんな事を繰り返し、騙しながら走るも、とうとうスロットルが反応せず
急減速しながら止まってしまった。未だ、神奈川県。

思い当たる場所を点検、原因は全く分からず。
ガソリンは満タンなのに、ガス欠のような止まり方であった。


110521_1330~010001

「マイッタの図」


その後、1時間ほど経っただろうか。
どうしようもなく、ショップに電話をしてみる。
状況を話すと、ガソリンコックをリザーブにして走るようにとの事。
何とか回復し一安心。


やっと神奈川を抜け、快調に走り、あと少しという所で道を間違える。
片側二車線の大通りのどまん中で、Uターンをしながらエンスト。

100mほど先に、信号待ちの沢山の車が見える。

「とにかく落ち着け!」

自分に言い聞かせながら、道のどまん中でキックをするわけにも行かない。
側道目指し、アイアンくんを動かそうとするも…。


動かない!!!
どうしても動かない!!!!
どうやってもニュートラルが入らない。。。


「どうすりゃいいんだー」


と思いつつ、未だ余裕。
信号が変わり、複数台の車が近づいてくる。

「車が止まってくれるだろう…」

変なときに、肝がすわる。

今思えば、恐ろしいこと。
止まってくれる保障など無く、撥ねられても当然な状況。

そのとき。
危険を感じた相棒が、力づくでアイアンくんを引っ張ってくれた。

その後、まもなく沢山の車が通りすぎて行く。

まさに危機一髪!スリル満点!
ゲームの「黒ひげ危機一発」など目ではない。

生死を分けるほどのスリルを味わい、側道で座り込んでいると、
一台のハーレーが、止まってくれ

「大丈夫ですかぁー!」

と声を掛けてくれた。

「はい~!大丈夫ですっ!」
(全然、大丈夫じゃないし)

笑顔で応える。

カブに乗ったオジサンまでもが止まってくれ、心配してくれた。
すばらしき、バイク乗りの心意気!

トラブルの山を幾つも越え、会場にたどり着いたのは午後2時。

会場内は、ろくに見もせず、無事辿り着いた満足感のみの初参加であった。



続く。

スポンサーサイト



0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

津軽のいま
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop